一人森田療法

森田療法とは


精神科医(森田正馬氏)によって提唱された心理療法です。


人の悩みというのは、次から次へ沸いてきて、
尽きることがありません。

上手くいかない、思うとおりにいかない、
眠れない、怖い、辛い。


森田療法は、「あるがまま」 を鉄則としています。


今起こっている問題・症状に 「一喜一憂」 していると


その時の気分で、今ある自分は 
いい、悪い、出来る、駄目だ・・・。

このように気分のものさしで、良し悪しを判断してしまう。


この気分本意は、改める必要があります。


天気も、晴れたり058.gif、曇ったり、雨が降ったり057.gif
悩んでも自分の力ではどうにもならない事があります。


私達の気分も同じで、どうにもならないことで一喜一憂せず
まずは、あるがまま、流れるがまま受け止めます。


問題、症状、と、共にいる事。
症状も自分の一部。


という考え方を森田氏は唱えています。

どういうことかというと、AA(アルコホリック)の12ステッププログラムから
学ぶところがあるようです。少し挙げてみます。


・思い通りにいかないのだということを認める


・私達は「無力」だという事(他人を自分の思い通りには出来ない)


・あるがままの状態を受け入れる(不安な時は不安なまま、緊張したら緊張したまま)


・症状も自分の一部(有害なものと思わない)


・行き詰まりから始まる(どうにもならなくなると、ようやくやり方を変えようとするチカラに変わる)


・認めるとは降参する事(考えややり方の末八方塞になる事で「参った」のキモチを認めそこから新たな考えを受け入れる)


・他者の偉大な力・健康なココロを信じる


・ココロを開き、身をゆだねる


・私達はどう生き、何をしてきたか(徹底的に勇気を持って自分を調べてみる)



さて、森田療法というのは、


心気症、強迫神経症、不安神経症・・などを基本対象にされていて

入院療法が原則です。

入院と聞くと、とても重症で大変な事だと想像してしまいます。


でも私達は、大なり小なり、色々な気持ちの癖を持って生きています。


完ぺき主義、潔癖症、あがり症、

不眠、不安な気持ち、怯え、恐れ・・・。


小さな悩み事から、大きな悩み事まで、
私達は色々抱えていたりするものです。


そこで、おすすめしたいのが
一人で気軽にためしてみよう!

「ひとり森田療法」

です。


森田入院療法では4つの段階をクリアしていくのですが

最初は、外界をシャットアウトします。面接、対話、読書、喫煙、インターネットなど・・・飲食以外、全て。

次は、外の空気に少し触れたり、日記や面談を開始します。

次に、体を使った作業をして外の世界に触れていきます。

最後に、不安や葛藤をあるがままにして外の世界へ適応していく準備をします。



という過程を40~60日間かけておこなっていきます。

ひとり森田療法は、時間のある時に、順番に集中して実践します。
今日はここまで、と、区切りをつけて、スケジュールを組み立てて
行うと良いでしょう。


ざっとご紹介しましたが


この段階の中で、専門医によって、考える事、感じる事、働きかけるココロ。
もっと、深いところにアクセスして色々な事を調整しています。


この森田療法でも、大きく変われるのは


自分の中の 「中軸」 なのだと思います。

物事の捉え方、受け取り方、解釈の仕方


そして、問題や苦痛にたいして、あるがままに受けいれる。
「マイッタ・・・。」 そこから、体の緊張をゆるめて、あるがままの体感を通して、


明日への光に繋げてくれるチカラを生み出していくのだと思います。


日常では、ストレスたまればすぐに飲みにいけるし、映画も見られる。
便利で、気楽に遊べる楽しい事がいっぱいあります。


でも、少し時間があれば、ひとり森田療法。


トライしてみてください!


体験してみると新たな感覚を見出せるかもしれません。
私の体験リポートは、いつかの機会にお楽しみに。001.gif



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058.gif生かしていただいてありがとう御座います058.gif

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by ortus34 | 2010-04-04 17:36 | 心のケア

世の中の、あらゆる日常の、関わる人への思い、感動、気づきを、心理カウンセラーが綴るブログ。


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