父の心の声・・

先月末、外国に住む私の弟が、帰国し、籍をいれ、新たな人生の門出をむかえたばかりでした。

その矢先に、タイミングを合わせたかのように心臓を患っていた父が急変。

あわてて皆で飛行機で飛んでいきます。
脳や内臓はボロボロ、もう歩けないし、目をあけることも話すことも出来ない、重症な父を目の前にしました。
家族全員がこうして顔を合わせたのは、何年ぶりだろうか・・。

過去に数回倒れているので、突然の出来事ではないし、取り乱す事はなかったけれど、この半月ほどで、家族にめまぐるしい出来事が重なるように起こりました。

こんな非常な日々を過ごしていると、色々な事を深く考えてしまいます。
人生はどのように変化して、どのような終わり方を迎えることになるのか、つくづくわからないものです。

兄弟、親戚と久しぶりに顔を合わせ、色々な話をする。
十数年ぶりに開いたアルバムには、その親戚の叔父さん叔母さんも、とても若く、私も弟もまだ赤ちゃんで、色褪せてはいるけれど、皆素敵な笑顔で写っていました。

幸せな人生を送るために、誰かの役に立つために、人は生きているのだとしたら、
父はどんな人生だったのだろう?
子供の目線でしか親をみていなかったけれど、父はきっと家族のために一生懸命働いたし、楽しかったし、幸せだったと思う。

少し、生き方が不器用だったけれど、その分、私たちに、たくさんのメッセージとして教えてくれました。
今の父はもう、誰かに何かを伝える事は出来ない。

でも、心の声は聞こえてきます。

私は、父に何を残してあげただろうか。
もっと色々なコトを話したかった。

遅かれ早かれ、「死」に向って、人は生きているのだなあとつくづく感じました。
どんなタイミングでそれは訪れるかわかりません。
私も26の時、運が良かった方の人間です。

父からのメッセージはかけがえのないものでした。

現実を生きていると、様々なしがらみにとらわれて、悩みやストレスは尽きないけれど、ほんの少しの、幸せへ続く鍵を手にするだけで、生きる強さと素晴らしさを感じることが出来る。

その力を誰もが持っていて、それを最大限に引き出す能力を持っているんです。

生きる事とは、かけがえのない事で、果敢にチャレンジし続ける事。
大切な人が傍にいたなら、最大限の愛をもって関わりたい。
きっと素敵な事で、たやすい事だったはず。

私は、父にありがとうと、感謝の気持ちを伝え続けました。
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by ortus34 | 2007-06-10 14:04 | 心のケア

世の中の、あらゆる日常の、関わる人への思い、感動、気づきを、心理カウンセラーが綴るブログ。


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