天才の話

ある日の仕事関係の知人との話。

「他人からみたら、ゴミくずみたいな紙切れ一枚でも
自分にとって必要な
「情報」 「もの」
を手に入れるというセンスを持っている人
そして、自分の能力を最大限に発揮できるフィールドを知っている人を天才といい
必ずしも能力の高い人を指すわけではない。」


この話に対し、知人は違和感を感じていました。
話を聞くと、知人には確固たる天才の定義があって、天才は傲慢で、並外れた才能を皆が称賛し、価値ある人間だと誰からも認められること。

そんな天才に私はずっと憧れていた、と。
今まで、天才のふりは出来ていても、どこか天才になりきれず、本当の自分が価値ある人だと認められなくなった時を思うと、不安感、虚脱感、嫌悪感を抱いてしまう、というような事を話していました。

私は、その知人の素晴らしい才能を知っているし、これまでの仕事人生の中で、数え切れない程の称賛と評価と、今も尚、知人の才能を必要としている人が大勢いることも知っています。

知人は、一旦頂点を極めた山を今まさに降りようとしています。
裸一貫で、次に目指す山を目指しています。
いわゆる、「本当の自分」として、改めてチャレンジするのです。

もしかすると、山の頂に居続けていたら、何の苦労も不安も感じることなく、今までの仕事をそつなくこなしていくのかもしれません。
なのに、「このままではいけないのではないか・・・天才のふりをしてきたけれど、人の評価ばかり気にして、果たして自分の才能を、仕事を、楽しんでしてきただろうか・・?」

そこに気がついた時に、違うフィールドで、等身大の「本当の自分」が、初めて挑む事を決めたのです。

その決心に至るまで、きっとたくさんの事を考え、悩みながらも、自分の気持ちに正直に少しずつでも前へ進んできた知人はとても輝いていて、簡単に出来る事ではないチャレンジに挑むそのエネルギーは素晴らしいなあと思っていました。

そして、天才の定義を変えられず、その天才になりきれないと落ち込む知人に対し、色々な話のやりとりの後に、

「もし今、あなたを価値のない人だと認められない人がいるのなら、そんな人が目の前に現れた事によって、あなたの中にまだ眠っている才能を引き出すチャンスが訪れたのかもしれないし、新しい事まだまだ学べるよって事かもしれませんよ。そんな機会を与えてくれたのかもしれませんね。」

あなたの才能を待っている人は、世の中にたくさんいるんです。そう思うと、落ち込んでなんかいられないでしょ。って。

知人は、途端に顔を上げ、表情が明るくなり、エネルギーもみなぎってきて、少し目頭も熱くしていて・・・
もしかすると、自分らしい天才の定義が生まれるかもしれません・・

そんな前向きな自分に「YES!!」ですよ!
今日はゆっくり眠れそうですね(^^)って。そんな話をしてきました。

私からしてみると、ふりでも何でも天才として頂点きわめてやってきた知人こそ既に「天才」だと思うんだけどなあ。。なんて、最初に話した天才の話を思い浮かべながら、帰路へ向いました・・・(^^;)


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by ortus34 | 2007-07-14 01:37 | 心のケア

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