患者さんからの学び

入院していると、時間がたくさんあるので、やり残したお仕事、読書、勉強・・そんな事に時間を有効に使えるかなと思っていました。

でも、実際は、病気と闘う事で、結構疲れることもあるしで、なかなか気持ちに余裕が生まれませんでした008.gif

そんな中、同じような病気の患者さんの様子をベッドの上でぼ~っと感じていました。

「こんな時くらいゆっくり休んで治療に専念して」
「あなた頑張りすぎなのよ」
「きっとストレス溜まっちゃったんじゃない」


見舞い客のこんな声もちらほら聞こえてきます。
そんな声を聞いていると、複雑な気持ちになっちゃいます。

そんな事改めて言われなくても、本人が一番体感でわかっている事ですね。
隣の患者さんも、昔の私も そもそも 「難病」 だけに、何が原因か、日常で何に気をつけていたら病気にならないか、あーじゃないかこーじゃないか、皆で因果を探っても、医者にもわからない事を一般人がわかるわけがありません。

でも、なぜか皆、風邪を引いた原因は薄着をして寝たからだ、と同じ感覚で、見舞い客は原因を探りたくなっちゃうようでした。

隣の患者さんは、
「自分がたくさん責められているような気がして、なかなか理解してもらえないのって辛いわ。」と、後で私に漏らしていました。その気持ちよくわかります。

向かいの患者さんも難病で
「好き嫌いなんてもともと一つもなかったのに、食事制限で、仕方なく食べ物をお皿の端に寄せていたら、好き嫌いの多いわがままな人って思われちゃう。でも、いちいち説明するの面倒だから、別にそれでいいの」

悲しいかな、人間って自分が初めてr同じような立場に身をおいて、同じ痛みを感じないとわからない生き物なんだとか・・

病気は、本人の意思とは別の次元で課題を強いてきます。

頑張りすぎ・・ストレス溜めすぎ・・神経質・・もう少し楽に生きたら?

私は上手く生きているから病気をしたことないけど、あなたお気の毒に大変ね・・こんな裏メッセージつきです。

では、頑張りすぎるとはどこまでをいうのか、何を基準に神経質と言い切れるのか、楽に生きるってどういうこと?
病人にしてみたら好きで病気したわけじゃないのに散々言われて、些細な事にナーバスになってしまうのも当然かもしれません。

逆に、見方を変えたら、ほとんどの人間が頑張っているし、ストレスだって溜まるだろうし、もう少し楽に生きたい、なんて、普通に誰でも思っている事だと思うのです。

難病を患っていると、時に自分を責めたりする事もあるでしょう。
時に皮肉っぽくもなるでしょう015.gif

わからない事だらけで、急に健康な日常を奪われて、望まないのに病気と戦わなくちゃいけない。
健康な人間から、誤解されたり、あーだこーだ言われても、めげずに毎日を送らなくちゃならない007.gif

そんな生活していると、ある日、
私もそうでしたが現実の因果や既成概念なんて、どうだっていいところの次元で、生きることを勧められたかのような感覚で、新たな道を開拓していくって事を始めるわけです

自分だけの 「道」 ・・・そうそこは、自由であり、どんな苦境に立たされていても、笑顔ある時間を多く作り出せる空間です。
強く・・そして優しく・・自分のたった一度きりの人生を大切にする深さが違います。

自分の中でおこる葛藤から新しい何かが生まれるんだと思います。
そして心とからだの浄化作業が始まるわけです。

目の前で起こっている状況だけの、月並みな会話や解釈、より、もっと強力な

「本当の声」

が聞こえてきます。

病気をしているのに、いつも笑顔で生き生きした表情をしていたり、大変なのにそんなふうに見えないんです。

本当の声が聞こえている人たちって。

苦境を乗り越え、新しい世界観を手にしつつある周りの患者さんをみていると、なんだか、病気をしていない人よりもずっと人生を楽しんで生きていくような気がしました。

日常で淡々とこなすお仕事やお勉強より、ずっと深い勉強をさせてもらった入院生活でした。

~ココロとカラダのトータルケア~
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by ortus34 | 2008-01-07 16:27 | 心のケア

世の中の、あらゆる日常の、関わる人への思い、感動、気づきを、心理カウンセラーが綴るブログ。


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